芝生を蘇らせる|刈り込み・目土入れ・エアレーションの時期とやり方

芝生を蘇らせる|刈り込み・目土入れ・エアレーションの時期とやり方


芝生は「刈るだけ」では、少しずつ痩せていきます。

数年たって「植えたころより薄くなった」「雑草のほうが目立つ」「踏むと固い」と感じるなら、刈り込み以外の作業が抜けている可能性が高いです。

まず、芝の種類を確かめる

日本の家庭でよく使われる芝は、大きく2つに分かれます。手入れの時期が正反対なので、ここを間違えると逆効果になります。

日本芝(高麗芝・野芝など)

  • 一戸建ての庭でいちばん多いのがこちら
  • 暖かい時期に育つ(生育期はおよそ4月〜10月)
  • 冬は茶色く枯れたようになる(枯れているわけではなく休眠しています)

冬に茶色くなるのは正常です。 これを「枯れた」と思って手を入れると、かえって傷めます。

西洋芝(ケンタッキーブルーグラスなど)

  • 涼しい時期に育つ種類が多い
  • 冬も緑を保つ
  • 日本の夏に弱く、夏越しに手がかかる

以下は、多くのご家庭に当てはまる日本芝を前提に書きます。

芝が痩せる3つの原因と対処

1. 刈り込みが足りない/深く刈りすぎている

芝は刈ることで密度が上がります。 刈らないと上に伸びるばかりで、根元がスカスカになります。

生育期(4〜10月)は、月2〜4回が目安です。

ただし一度に深く刈りすぎるのは禁物です。伸びきった芝を一気に短く刈ると、緑の葉が全部なくなって茶色い茎だけが残り、そこから回復しません。一度に刈る量は、全体の3分の1程度まで。 伸びすぎているなら、数回に分けて下げていきます。

2. 地面がでこぼこ、根が露出している ── 目土入れ

目土(めつち)は、芝の上から砂や土をうすく撒く作業です。

  • 地面の凹凸をならす
  • 露出した根や地下茎を覆う
  • 新しい芽が出る土壌を作る

時期は春(3〜4月ごろ)、芽が動き出すタイミングです。厚く入れすぎると芝が埋まって枯れるので、芝の葉先が見える程度にとどめます。

3. 踏み固められて水が入らない ── エアレーション

人がよく歩く場所は、土が締まって固くなります。こうなると水も空気も根まで届かず、根が浅いところに留まって弱ります。

エアレーションは、地面に穴を開ける作業です。

  • ローンスパイク(穴を開けるだけ)
  • ローンパンチ/コアリング(土を筒状に抜き取る)

抜き取るほうが効果は高いですが、芝への負担も大きくなります。時期は春から初夏、生育期の前半に行い、回復する期間を残します。穴を開けたあとは目土を入れるとセットで効きます。

雑草に負けている場合

雑草が目立つのは、芝の密度が落ちている結果であることが多いです。隙間があるから、そこに雑草が入ります。

  • 抜く ── 根から抜くのが基本。数が少なければこれで十分
  • 芝を密にする ── 刈り込み・目土・エアレーションで芝そのものを強くする。根本的にはこれ
  • 除草剤 ── 芝生用(芝を枯らさず雑草だけに効く)を選ぶこと。一般的な除草剤を撒くと芝ごと枯れます

年間のおおまかな流れ(日本芝)

時期 やること
3〜4月 枯れ葉の除去、目土入れ、エアレーション、肥料
4〜6月 刈り込み開始(月2〜3回)、雑草の抜き取り
7〜8月 刈り込み(月3〜4回)、水やり、病気に注意
9〜10月 刈り込み(月2回程度)、必要なら目土
11〜2月 休眠期。作業はほぼ不要

枯れてしまった箇所は張り替えられます

一部だけ完全に枯れている、地面が見えている。こういう場合は、その部分だけ芝を張り替えることができます。全面をやり直す必要はありません。

原因が「日照不足」の場合は、張り替えても同じことになります。上の木が茂って日が当たらなくなっていないかを先に確認してください。木を透かして日を入れると、芝が戻ることがあります。

庭番(niwaban) の対応

刈り込みだけの単発から、目土・エアレーションを含む更新作業、月1回の定期管理まで承ります。刈った草の処分費も金額に含めています。

「伸びきってしまって、どこから手をつけていいか分からない」という状態からでも構いません。実際、膝の高さまで伸びた芝生を一日で元に戻したこともあります施工事例に写真があります)。

芝の上に木があるお庭では、木の剪定と芝の手入れを同時にやってしまうのが効率的です。日当たりが変わると芝の状態も変わります。

東京23区(杉並区・世田谷区・練馬区を中心に)。お見積りは無料です。

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この記事について

東京23区(杉並区・世田谷区・練馬区を中心に)で庭木の手入れをしている
植木屋 庭番(niwaban)が書いています。ご自身での作業が難しいときは、
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その木、いつでもご相談ください。

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