丸く仕立てた庭木の形を出し直す|玉仕立ての手入れ(八王子市の現場)
八王子市で、建物の前の庭にある、丸く仕立てた常緑樹と、その足元の手入れを行いました。伸びきった芝生を刈り込んだ施工事例「伸びきった芝生と庭木を、一日で整える」と同じお庭です。


現場の状況
建物の前の庭に、幹の上に丸い樹冠をのせた形に仕立てた常緑樹が植えられていました。こうした形は「玉仕立て」と呼ばれ、キンモクセイやモッコク、ゲッケイジュなどでよく見られます。
枝が四方に伸びて丸い輪郭がぼやけ、足元の低木も大きくなって、庭全体がまとまりのない印象になっていました。
作業の内容
- 元の丸い輪郭を目安に、外に伸びた枝を切る
- 丸い樹冠の内側で混み合った枝を抜き、光が入るようにする
- 足元の低木を刈り込み、樹冠との高さの差をつける
- 伸びた草を刈って仕上げ
考察:玉仕立ては「同じ位置で切る」ことが大切
丸く仕立てた木は、1年手入れを休むと輪郭の外に枝が伸び、2年もすると形がぼやけてしまいます。かといって、伸びた分より深く切り込むと、葉の少ない枝が見えて、しばらく見栄えが悪くなります。
いちばんよいのは、毎年ほぼ同じ位置で切りそろえることです。そうすれば、木の大きさを変えずに、丸い形を保ち続けられます。
もうひとつ大切なのが、外側を刈るだけでなく、内側も少し透かすことです。表面だけを刈り続けると、内側に光が届かず、中の枝が枯れていきます。すると表面の葉の層が薄くなり、強い刈り込みに耐えられない木になってしまいます。
豆知識:足元の低木で「段」をつくる
庭木の足元にある低木は、伸びるにまかせると、上の木の幹を隠してしまいます。足元を低めに刈りそろえ、上の丸い樹冠との間に幹が見える段をつくると、玉仕立ての木の形が引き立ちます。作業後の写真で、幹から樹冠までの姿がすっきり見えているのはそのためです。
自分でできること、頼んだほうがいいこと
自分でできるのは、毎年同じ形を保つための、手の届く範囲の軽い刈り込みです。
頼んだほうがいいのは、形がぼやけてどこで切ればよいか分からなくなった木、内側が枯れて葉が薄くなってきた木です。手入れの時期は庭木の剪定時期カレンダーも参考にしてください。
この現場の施工事例は八王子市:伸びきった芝生と庭木を、一日で整える、芝生の手入れについては芝生の再生、八王子市のご案内は八王子市の植木屋をご覧ください。庭番(niwaban)は都内全域と隣接する三県よりご依頼を承っております。