剪定の現場で出会う生き物と、木からのサイン|蜂の巣・セミの抜け殻・テントウムシ・枯れ枝のキノコ
庭木の手入れをしていると、葉の陰や枝の中で、いろいろな生き物に出会います。害のないもの、木の役に立っているもの、そして近づくと危ないものもあります。
2026年の夏までに、実際の現場で撮った写真で紹介します。
生垣の中の蜂の巣(8月)

夏から秋にかけて、生垣や低木の内側にアシナガバチが巣を作ることがあります。外から見えない枝の中に作られるので、刈り込みをしていて初めて気づくことも少なくありません。
刈込み鋏や刈込み機で巣に触れてしまうと、蜂が一斉に飛び出してきます。夏場の生垣の手入れでは、刈り込む前に枝の中をのぞいて、巣がないかを確かめることが欠かせません。
ご自身で生垣を刈るときも、夏から秋は特に、刈る前に枝の中を確かめてください。巣を見つけたら、近づかないことがいちばんです。
作業中に蜂の巣を見つけたときは
私たち庭番(niwaban)が手入れの途中で蜂の巣を見つけた場合は、その場でお客さまにお知らせし、追加料金をいただいて蜂の巣の除去を行います。ご了承をいただいてから取りかかりますので、知らないうちに料金が増えることはありません。
巣を残したままでは、その周りの枝を安全に刈ることができません。除去したあとで、残りの手入れを仕上げます。
木の幹に残ったセミの抜け殻(6月)

セミの幼虫は、何年も土の中で過ごしたあと、地上に出て木に登り、成虫になります。幹や枝に残る抜け殻は、その木の根元の土の中で育った証です。
セミの抜け殻そのものは木に害はありません。庭の土が生き物の暮らせる状態にあるという、ひとつの目安でもあります。
葉の上のテントウムシ(6月)

テントウムシの多くは、植物の汁を吸うアブラムシを食べてくれる益虫です。庭で見つけたときは、なるべくそのままにしておくのがおすすめです。
ただし、テントウムシの仲間には葉を食べる種類もいます。葉に穴が目立つようなら、ご相談ください。
枯れ枝に生えた小さなキノコ(6月)

枝にキノコが生えているのは、その枝がすでに枯れて、分解が始まっているサインです。
枯れた枝は乾いてもろくなっており、風や雪の重みで折れて落ちることがあります。人の通る場所や、屋根・車の上にある枯れ枝は、早めに取り除くのが安全です。
剪定のときは、生きている枝を整えるだけでなく、枯れ枝を見つけて元から取り除くことも大切な作業です。
まとめ
| 出会ったもの | 意味 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 蜂の巣 | 夏〜秋に生垣・低木の中に作られる | 刈る前に枝の中を確かめる。見つけたら近づかない(作業中に見つけた巣は、追加料金で除去します) |
| セミの抜け殻 | 根元の土で幼虫が育った証 | 木への害はない |
| テントウムシ | 多くはアブラムシを食べる益虫 | なるべくそのままに |
| 枯れ枝のキノコ | 枝が枯れて分解が始まっている | 落ちる前に元から取り除く |
庭番(niwaban)は都内全域と隣接する三県よりご依頼を承っております。夏場の生垣の手入れや、枯れ枝の取り除きだけのご依頼も承ります。作業中に見つけた蜂の巣は、ご了承をいただいたうえで追加料金にて除去いたします。