杉並・世田谷・練馬の庭木事情|3つの区でご相談の中身がこれだけ違う
庭番(niwaban) は都内全域と隣接する三県よりご依頼を承っております。このうち杉並・世田谷・練馬の3区は、23区のなかでも戸建てと庭木が多い区です。
面白いもので、同じ「庭木の手入れ」でも、区によってご相談の中身がはっきり違います。
世田谷区 ── 庭が大きく、木も大きい
23区でいちばん戸建てが多い区です。成城、等々力、上野毛、岡本のあたりには、松や大きな常緑樹を構えた本格的な庭がまとまって残っています。国分寺崖線に沿った一帯は、樹木そのものが大きく育っています。
多いご依頼
- 松の手入れ(もみあげ・みどり摘み)
- 屋根を越えた高木の切り下げ
- 庭全体の年間管理
- 代替わりで手入れが止まってしまった庭の立て直し
「親の代からずっと同じ植木屋に頼んでいたが、その方が引退してしまった」というご相談をよくいただきます。既にある仕立てを引き継ぐのがこの区の仕事です。松の門かぶりや玉散らしは、前の職人がどう作ってきたかを読んでから鋏を入れます。
杉並区 ── 生垣と、道路との距離
荻窪、善福寺、浜田山、西荻窪。中規模の戸建てが密に並び、生垣で境界を作っているお宅が多いのが特徴です。
多いご依頼
- 生垣の刈込み(年2回)
- 道路にはみ出した枝の処理
- 庭木の定期剪定
道と敷地の距離が近いぶん、枝が歩道に出てしまうご相談が目立ちます。 実際、通行の妨げになると近隣から言われることもあり、「言われる前に何とかしたい」というお電話をいただきます。
生垣は年2回刈っておくと形が保てます。1年空けると、翌年は倍の手間になります。
練馬区 ── 大きな木と、屋敷林
23区でもっとも農地が残っている区です。石神井、大泉のあたりには、武蔵野の面影を残す屋敷林や、ケヤキの大木が今も立っています。
多いご依頼
- 大木の伐採
- 高木の切り下げ
- 敷地が広いお宅の草刈り
- 相続・売却にともなう庭の片付け
ケヤキやクスノキのように、家より大きく育った木のご相談がいちばん多い区です。こうした木は倒すことができないので、登って上から順に下ろします。
3区に共通していること
重機が入らない
これは23区全体に言えることですが、この3区も例外ではありません。家と家のあいだ、塀の内側、電線の下。クレーンもトラックも入らない場所ばかりです。
だから伐採は「倒す」のではなく「下ろす」ことになります。木に登り、切った枝をロープで吊って手元まで運ぶ。時間はかかりますが、周りに何があっても作業できます。
枝の処分に困る
23区は、剪定した枝を家庭ごみとして出せる量に制限があります。区ごとにルールが違い、長さを切りそろえて束ねる、一度に出せる本数を決めている、といった条件が付いていることがほとんどです。
木を1本切ると、想像より大量の枝が出ます。庭番(niwaban) は切った枝をその日のうちに積み込んで持ち帰り、その費用を見積り金額に含めています。
ご近所との距離が近い
敷地が接しているぶん、落ち葉や越境が話題になりやすい地域です。「言われてから」ではなく「言われる前に」手を入れておくほうが、結果的に楽です。
そのほかの地域
都内全域と隣接する三県よりご依頼を承っております。区や市ごとの街並みとご相談の傾向は、対応エリアのページにまとめています。
木の高さと本数、お住まいの地域を教えていただければ、その場でおおよその金額と、伺える日をお伝えできます。お電話に出るのは実際に伺う職人です。